カテゴリー: 趣味

  • 外国で作ったDICOM画像CDを読む件

    先日、大韓民国の医療機関が作ったDICOM画像のCDを読む機会があったので、Tipsとしてメモ

    そのまま自動再生すると、OS非互換とかなんとかの表示が出て、読めない。

    ので、Windowsならエクスプローラーで中身を表示して、DICOMのフォルダをそのまま適当なローカルディスクにコピー。

    フリーのDICOMビューアーは、京都大学大学院医学研究科放射線医学講座のサイトにある YAKAMI DICOM Tools を使用させていただいた。
    上記フリービューアーは、国内の医療機関がCDに同梱してくれる各社ソフトウエアと違って、操作性にちょっとしたクセがあるけど、機能的には十分。

    で、普通にファイルをロードすれば、プロパティ全部見れる。
    そりゃそうだ、DICOMだもの。

    余談。
    日本の医師や別の弁護士にCDを見てと頼んだら、読めないと言われたらしく、依頼者が韓国語版Windowsで表示させたものの画像をjpegにクリップしたやつをわざわざ自分で作ってた(画質落ちててウィンドウレベルも固定なので、ほぼ使い物にならない)。このくらいのことはプロのほうでなんとかしようよ・・・。

  • はらたつスパムメールの報告

    こいつ>takahashikikaku@yahoo.co.jp xhk8hwhec8@aepms.egfacebook7dg4dc.com
    の文面「お久しぶりです。少し早い話になりますが、年末に同窓会をやろうと思っています。 http://d8ce.cfhndnbdgum-k.com/%EF%BC%94%E・・・上記に日程や場所の候補を挙げているので、確認して連絡を下さい。」
     ほんと、人をだますようなことはやめて、その労力でもっと人のためになることを考えてほしいですね。

     チェックポイント>
      文章がおかしい「年末?・・・(少しどころかもう年明けやんけ)」
      普段使わない・古いメールアドレスに来ている
      知らない送り主
      URLのサブドメインが無意味

     確認方法>
      URLからサブドメインを外して「cfhndnbdgum-k.com」を検索
      検索リストにサブドメインを変えた様々な迷惑系サイトが上がってくる

     たぶん、クリックしたら見たくもないサイトに誘導されて、下手したら変な仕込みをされてしまいますので、絶対にクリックしないでください。

     ちなみに、URLの末尾にやたら%が付いているのは、エンコードされた文字です。
     エンコーダ・デコーダはWebにあるので、例えば、
    http://www.tagindex.com/tool/url.html
     などを使ってデコードすると、何が書かれているかわかります。パーセントエンコードを使うまともなサイトもあるので、それが付いているだけでは不正とも何とも言えません。
     例えば、私のブログ記事は、日本語タイトルをURLに設定しているので、URLにパーセントエンコードがついています。

    「%e3%81%af%e3%82%89%e3%81%9f%e3%81%a4%e3%82%b9%e3%83%91%e3%83%a0%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%81%ae%e5%a0%b1%e5%91%8a」

     ためしにデコードしてみてください。

  • スパムメール警告 ドメイン・レジストラ関連

    この連休中、レジストラを名乗る「ygregistry.cn」から、変なメールが届きました。
    Dear Manager,
    (If you are not the person who is in charge of this, please forward this to your CEO,Thanks)
    This email is from China domain name registration center, which mainly deal with the domain name registration and dispute internationally in China.
    We received an application from Huake Ltd on November 17, 2014. They want to register " uhl " as their Internet Keyword and " uhl .cn "、" uhl .com.cn " 、" uhl .net.cn "、" uhl .org.cn " domain names etc.., they are in China domain names. But after checking it, we find "uhl " conflicts with your company. In order to deal with this matter better, so we send you email and confirm whether this company is your distributor or business partner in China or not?
    Best Regards,
    Jim
    General Manager
    Shanghai Office (Head Office)
    3002, Nanhai Building, No. 854 Nandan Road,
    Xuhui District, Shanghai 200070, China
    Tel: +86 216191 8696
    Mobile: +86 1870199 4951
    Fax: +86 216191 8697
    Web: ygregistry.cn

     内容は、「中国の会社がuhlを登録したいというので、調べたら、あなたがすでに類似ドメイン名を使っていることがわかった。うまいこと話つけたるさかいに、連絡くれ、お前がヒラなら責任者につなげ」というようなものです。

     ちなみに、私は3文字URLがほしくて、すでに.comなど他のリージョンで取得されていること、uhlが英語としてはあまりいい語呂ではないこと等を承知しつつ、uhl.jpのドメインを取得しています。世界各国のuhlサイトと、当uhl.jpサイトとは、なんの資本・人的関係もありません。幸い、どこのサイトともそんなに爆発的にメジャーなものではない(?)ようなので、これまでさしたるクレームもなく長年使ってきました。そのうち、日本の名だたるトップ企業並みに有名なところが、uhl.jpを使いたいと言ってきたら、高値でお引き取りいただけないかと頼んでみたいなとは思っています。。。

     さて、ドメインになじみのない方が、メール文面を読むと、慌てて上司に報告するか、あるいは、なにかうまい話があるのかと思って連絡を取ってみるという行動に出かねないと思われ、ひとまず警告です。

     まず、メールに記載されたレジストラ名を日本のサイトから検索すると、http://katz515.exblog.jp/10260540が、かなり以前に類似手口のメール案件を紹介しています。
     さらに、世界のサイトを見ると、http://www.europeandomaincentre.com/pages/news-room/domain-management-news/hey!-got-an-email-from-china-domain-name-registration-center-asian-domain-registration-service-in-china-the-department-of-registration-service-in-china-etc.#.VHOawNgcRhEという記事がヒットしました。
     どうやら、数多くの虚実ドメインを使って、ドメイン登録を悪用・乱用して儲けようとする中国アジア系の勢力が、数年前から微妙に手口を変えつつ、活動しているようです。

     上記記事中でも紹介されていますが、基本的対応は「無視」で差し支えありません。
     もし、将来的に中国での事業展開をお考えであれば、その関連のドメインを確保しておく必要があるかもしれませんが、それは日本のレジストラでやればいいことです。

     グローバルな経済文化活動では、リスク・被害もグローバルスケールになるんだなあと、改めて実感した次第です。

     皆様もどうか被害に遭われませんように。

     Save time and money!