こんなのも作ってます。
裁判所印紙代計算 H19改定対応
これは、電子機器メーカー「カシオ」が設置しているWeb計算機一覧サイトの機能を使ったものです。
同サイトの、ほかの計算たちものぞいてみてください。
専門領域の広がりを計算という視点から実感できます。
前回の投稿で、BioDigitalの紹介をしましたが、どんなもんかということで、大腿動脈から内頚動脈までを選択着色させて、外から血管走行を眺められるように、ある程度の組織をカットした解剖図を作ってみました。血管内治療でのカテーテル走行経路になります。
ちなみに、3Dのデータ量がかなりあって、表示の遅いPCでは、全部表示されるまでに結構時間がかかります。
また、表示されたものは、マウスで拡大移動回転できますが、これもまた、表示の遅いPCでは、再描画に時間がかかります。
画像制作はかの有名な謎の巨大企業(参照記事)NVIDIAのGTX1080搭載PCでやったのですが、別PCから表示させて、重さに気づきました。
万一表示させてみて、フリーズっぽくなっても、そのまま放置しているとやがて描画されます。
3Dをサクサク扱うには、PCの性能が必要なので、新たに購入される場合のおすすめとしては、BTOで20万円以上の価格のものになります。
PCの技術革新は相も変わらず猛烈に進んでいて、製品ごとのコストパフォーマンスに大きなばらつきが出ています。間違って、性能の低い安物PCに手を出さないよう、くれぐれもご注意ください。
そうそう、そんなことで思い出すのが、どこかのネット記事で、貧困問題を扱っていて、子供にパソコンを買ってやれないので、キーボードだけ買って練習させたというエピソードを読んだこと。
ちょっとした知識があれば、そこそこ使い物になる中古品が数千円で買える現状にあるにも関わらず、そういう情報に到達できないというのが、別の意味での貧困なんだなあと。
昨日から突如ファンの異音が発生。3年補償も切れているので、自力で修理を試みる。
まずは分解方法をGoogle先生に尋ねる。「VAIO13 ファン 異音 分解」から、こちらのサイトに飛んで学ぶ。
ありがとう中の人。
いざ、チャレンジ!
細いラジオペンチ、精密マイナスドライバ、精密プラスドライバ
ねじをなくさないための磁石、取り付けゴムの再貼り付け用両面テープ、潤滑油(CRC556フッ素入り)



注意:当然のことながら、電源コードは外し、不用意に基盤に力をかけないようにし、できればバッテリーも取り外し、あらかじめ静電気を逃がして、できればアースもする。このあたりのことがわかっていない方は、分解作業に着手すべきでない。
ねじ・ゴム・ふたはなくさないようにキープ。
長いゴムシールはテープがついたままきれいに外れるので、粘着力を落とさないように接着面を上にして、安全地帯に置く。
電源プラグ側に小さいプラスチックの部品(導光チップ)があり、なくしやすいので、注意する。この部品のセットは本体ではなくふた側にすればよい。



黒い保護テープをはがして、ファンのコネクタを外す。周りの配線を傷つけないように注意する。
シルバーの留め具のねじ4か所を外し、上に曲げすぎないようにしながら、ファン部分をゆっくり上のほうへ引き出す。
このとき、ヒートシンクまで外す必要はない。

ファンの羽部分を傷つけないように、かるくしっかりつまんで真上に引き上げてファン部分を取り外す。
コイルの土台と、ファンの羽が分離されるので、土台側の軸受けに潤滑油を入れる。
油の入れすぎは埃の付着原因になるので、直に噴射せず、ドライバーの先に噴射して、ごく少量を軸受け内部に付ける。
コイルの線を切らないように注意する。
ファンの内側(フェライト磁石がつけてある部分)に埃がたまっているので、それをきれいにする。
*この埃とコイル土台の干渉がファンの回転ブレの理由とみられる。
配線をかまないように注意。
USBポート側からかぶせて、イヤホンジャックの穴を収め、そのあと、ヒンジ側から押さえていく。
外したねじを戻して、底板を固定する。
ゴムのカバーを元に戻す。両面テープは再利用もできるが、はがれやすくなっているので、はりなおすのがベター。
動画をいくつか起動させて負荷をかけ、ファンを回してみる。
異音が消えていれば成功!
ちなみに、いくら高回転とはいえ、メタルの軸受けが5年くらいで摩耗偏心するわけがないと思う。
埃によるフラッターが原因とみてよいだろう。
上記の手順でも異音が治まらないときは、固定テープや配線がファンに干渉しているか、もしくはファンの故障である。
故障のときはこちらを参考に、適当な品で入れ替えるしかないだろう。
(先にこちらを見てしまって、意外な高額さに、自力修復を決めたものです・・・)。